アジア最大のLCC(格安航空会社）のエアアジア（本社：マレーシア）は10日、日本市場においてANAとのLCC事業の提携を解消する方針を固めたと日経などが報じています。

　日本市場での合弁会社であるエアアジア・ジャパンの株式のうち、エアアジアが保有する49%をANAが取得し、全株式を保有する見込み。

　エアアジア・ジャパンは国内線5路線、国際線3路線を就航させているが、直近4月の搭乗率が50%台と低迷している。

　エアアジアは日本市場については引き続き強い興味を示しており、合弁解消は一時的な撤退で、新法人設立によって日本再参入を狙う可能性が高いようです。