日本路線への再就航の準備を進めているエアアジア・ジャパンは21日、国土交通省に対して航空運送事業の許可申請を行い、2016年3月にも中部空港を拠点として、日本路線に再参入することが明らかになりました。

　新生エアアジア・ジャパンは、中部空港(セントレア)を拠点として、夏ダイヤが始まる2016年3月下旬を目途に就航する予定で、当初は国内線2路線、中部－札幌(新千歳)・福岡線、国際線1路線、中部－ソウル(仁川)線で運航を開始する見込み。この他、国際線の中部－台北(桃園)線の就航も候補として挙がっている。

　使用機材は、エアバスA320型機で、エアアジアグループから新造機2機を導入し、2016年内に6機まで、以後は5機ずつ増備し、20機前後の導入を計画している。

　また、エアアジア・ジャパンの就航に合わせて、2015年2月に運航開始から1年足らずで運休となった、中部－クアラルンプール線も再開させ、アジア方面からの外国人観光客の取り込みを中心に路線を整備する計画です。

　正式な就航路線と運賃は、11月に発表する見込みです。