バニラエアは、10月29日から機内持ち込み手荷物の条件を従来の10kgから7kgに改定すると発表しました。
新しい機内持ち込み手荷物基準は、サイズが三辺の和が115cm以内かつ、各辺の長さが55cm×40cm×25cm以内、個数が手荷物1個と身の回り品(ハンドバック・PCバックなど)1個の合計2個までで、重さが2個合計で7kgまでになる。
従来の機内持ち込み手荷物基準と比べて、サイズ基準が若干変形し、重さ基準で3kg厳しくなる。
今回の改定についてバニラエアは、「運航の安全性と定時性の確保及び利便性向上を目的に、機内への持込手荷物の条件を改定いたします」と説明している。
LCCの機内持ち込み手荷物の基準は年々厳しくなる傾向があり、もっと安い座席クラスのケースで7kg以内に設定するLCCが増えてきている。最も厳しいのが春秋航空と春秋航空日本で5kg以内、最も制限が緩いのがピーチ、タイガーエア台湾、スクートで10kg以内。
■日本発着LCC各社 機内持ち込み手荷物 重さの比較
【
5kg以下】
春秋航空、春秋航空日本
【
7kg以下】
ジェットスター、エアアジア、香港エクスプレス航空、セブパシフィック航空、バニラ・エア
【
10kg以下】
ピーチ、タイガーエア台湾、スクート
■バニラエア 機内持ち込み手荷物基準
【2017年10月29日以降の基準】
サイズ:三辺の和が115cm以内かつ、各辺の長さが
55cm×40cm×25cm以内
個数:手荷物1個 + 身の回り品(ハンドバック・PCバックなど)1個=2個まで
重さ:2個の合計が
7kgまで
【2017年10月28日までの基準】
サイズ:三辺の和が115cm以内かつ、各辺が
56cm×36cm×23cm以内
個数:手荷物1個 + 身の回り品(ハンドバック・PCバックなど)1個=2個まで
重さ:2個の合計が
10kgまで
[関連リンク]
バニラエア 機内持込手荷物条件改訂のお知らせ(2017年10月29日から)