ピーチ MM509便 東京(成田)－那覇線(就航初便)に搭乗しましたのでレポートします。

■今回のレポートで利用した便
搭乗便：ピーチ MM509
搭乗日：2016年2月20日(土)
出発：東京(成田) 19:00 ※遅延 20:32
到着：那覇22:15 ※遅延 00:32+1
搭乗時間：3時間15分
費用：7,180円
内訳：航空券6,330円＋座席指定650円＋支払手数料200円。全額ピーチポイント支払い。


　ピーチの成田路線の第4弾！成田－那覇線が就航しました。その就航初便に搭乗したのでレポートします。

　ピーチの関西を拠点にした路線拡張は一段落して、成田・羽田の首都圏の路線拡張にシフトして、やってきました成田4路線目の成田－那覇線です。この路線、バニラ・エアもジェットスター・ジャパンも就航当初から運航している定番路線で、そこにピーチが切り込んできました。LCCの選択肢が増えるのはユーザーとして大歓迎です。


■成田－那覇線 就航セレモニー

　さて、2月20日(土)の就航当日。成田空港第1ターミナルのピーチのチェックインカウンターにやってきました。

　予定通り、出発1時間30分前からチェックインが開始されました。

　今日は就航初便ということもあって、搭乗ゲート前では就航記念セレモニーが開かれるようです。

　島唄と三線演奏、ミス沖縄による沖縄紹介、沖縄観光親善使節「マハエちゃん」、成田空港のキャラクター「クウタン」が参列といった内容です。

18時10分、搭乗ゲート前に流れる沖縄民謡。旅の気分が盛り上がっていきます。

沖縄県石垣島出身の歌手 宮良牧子さん

　ピーチおなじみの、客室乗務員さんたちによる就航セレモニーが始まります。

ミス沖縄 奥濱安奈(おくはまあんな)さん。

　18時45分から搭乗開始です。初便搭乗者をハイタッチでお見送り。客室乗務員さんたち、ミス沖縄の奥濱さん、花笠マハエちゃん、クウタンが勢ぞろい。クウタンも精一杯ハイタッチ。

　そして初便搭乗者へのプレゼントがこちら。

　その中身は、機織工房「布繰（ふくる）」製の沖縄のお守り「さんぐゎー」、ピーチオリジナルファスナーポーチ、”NRT-OKA”初便限定「REMOVE BEFORE FLIGHT」キーチェーンの3点セット。

　ちなみに、那覇発の初便のキーチェーンは”OKA-NRT”の刺繍になっているそうです。

　成田－那覇線 MM509便（機体番号：JA803P）


　19時8分、ドアが閉まって出発・・・と行きたいとこでしたが、ここでトラブル発生！

　成田空港周辺の荒天と空港管制システムの不具合が重なって、空港の離発着全体に遅延が発生してしまいました。

　ピーチの初便もこのトラブルに巻き込まれ、出発予定時刻19時00分から1時間32分遅れの20時32分にようやくボーディングブリッジを離れ、そこからさらに離陸順番待ち。結局、離陸したのは2時間21分遅れの21時21分となりました。

　管制からの指示を待つ間、携帯はNG、席を立ってもいけないのでトイレもいけないという辛い事態に見舞われます。途中、まだ出発までさらに時間がかかるとのことで、機長判断で一時解禁になりました。

　さて、那覇着は何時になるのでしょうか。ホテルのチェックイン時間やモノレールの時間やらのみんなの思惑を乗せて、ピーチ初便は那覇に向かって飛び立ちました。


■ピーチ那覇線の機内食は？

　気を取り直して、ピーチの機内食でも楽しむことにしましょうか。

　このときのために準備したピーチオフィシャルクレジットカード「Peach Card」

　このカードでピーチポイントがもらえたり＆たまったり、機内販売10％オフなどの特典が盛りだくさんという壮大なエサにつられて作ってしまいました。

　その他の目玉特典として、PeachCardユーザー向けセールの第1弾が2月26日から28日まで開催予定。

　セール第1弾は1000円からの3プライス。全路線対象ってことは国際線も最高3,000円って最近ではちょっとない破格の設定です。

　機内販売を待つ間、カレーにしようかカルボナーラにしようかぐるぐる迷ってたら、なんと那覇線は多くのメニューが販売無し！　温め系のメインや粉もの、カレーパン、デニッシュ、ピーチアイスミルクまでほとんどNG！

　涙目になりながらCAさんに聞いたところ、那覇線では補充の関係で取り扱いがないそうです。

ぐぬぬ...


　機内食を目当てにお腹のコンディションを整えていたので、買えるものの中から選択。

　ボルシチ、ドリンク、DARS、ピーチオリジナルパッケージのこたべ(生八つ橋 栗あん）4点、10％オフでしめて1,130円なり。

　ボルシチは温かくて具だくさんでおいしかった。でも値段的には500円はちょい高いかな。クラッカーでも付いてくれているとバランスがいいのですが。


■那覇空港に到着

　定刻22:15のところ、2時間17分遅れの翌21日0:32に那覇空港に到着しました。

　海からの強風が吹き荒む中、搭乗客たちは黙々とターミナルへ急ぎます。

　LCCターミナルのロビーには、ホワイトボードに手書きで遅延のお詫びと交通機関のご案内が掲示されていました。

　要するに「何かあったらコンタクトセンターへ(平日日中のみ)、今日は土曜深夜」「遅延の保証はありません」「タクシー呼んで何とかして」とのことで、あっ、はい。そうかなと思ってました。

　LCCターミナルは、連絡バスとレンタカー以外は車止めまで入れない決まりのようで、タクシーに乗るにもまずはメインターミナルへ移動しないといけません。

　LCCターミナルの外には、連絡バスが待機していて、メインターミナルまではスムーズに移動ができました。

　現在、深夜0時45分。メインターミナルは深夜0時で閉鎖され、施設内に入ることができません。

　連絡バスで続々集まるMM509便の搭乗客も、タクシーに乗るしか頼りどころがない状況に。しかし、深夜なので客待ちの空車は2台ほど。

　タクシー乗り場の行列が伸び続ける中、散発的に配車依頼した人たちのおかげで、情報を聞きつけたタクシーが徐々に集まって来ました。かなり待たされましたが、気温がそこそこあるのが救いでした。

　ピーチがトラブルの原因ではないとはいえ、残念ながら初便の祝賀気分はぶっとんでしまったMM509便の初便搭乗レポートは以上です。


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