ジェットスター・ジャパンが新たに導入したエアバスA321neoLR型機の初号機が12日夜、成田空港に到着しました。

【公式サイト】ジェットスター エアバスA321neo(LR)ついに登場！

　ジェットスター・ジャパンのA321neoLR型機（機体番号JA26LR）は、フェリーフライトでハンブルク(ドイツ)を6月10日9時17分（現地時間）に出発。途中、アブダビ(アラブ首長国連邦)、ハノイ(ベトナム)を経由して、6月12日21時14分（日本時間）に成田国際空港に到着し、ジェットスターのスタッフが念願の新型機到着を横断幕で出迎えました。

ジェットスター A321neoLR型機
　新型機は、従来のエアバスA320ceo型機と比べ、全長が約7m延長し44.5mに、座席数がエコノミー180席から238席に、航続距離は約3,000kmから約5,500kmと大幅に増加。成田空港を基準とした場合、従来機では届かなかったベトナムやタイが直行便の範囲に収まります。

A321neoLR 航続距離イメージ / photo: Jetstar Japan
　内装もグレードアップし、モバイル端末ホルダーやUSBポートを装備し、フライト中に充電しながら持ち込んだスマホやタブレットなどのモバイル端末を利用できます。

ジェットスター A321neoLR型機
　新型機は、6月30日に成田発着の周遊フライト「初乗りエビバディ」を実施し、翌7月1日には成田発福岡行きGK503便（成田7時10分発／福岡9時15分着）から定期運用を開始します。運用路線は当初は国内幹線のみで、10月29日までは成田ー福岡線を1往復、成田ー新千歳線を2往復で運用します。

　ジェットスターでは今後、A321neoLR型機の2号機を今年中に、3号機を2023年に導入し、3機体制にする計画です。現在は新型コロナの影響で国内幹線のみの運用ですが、国際線の復活に伴う新路線開設に期待がかかります。

ジェットスター A321neoLR型機
ジェットスター A321neoLR型機
ジェットスター A321neoLR型機
ジェットスター A321neoLR型機
ジェットスター A321neoLR型機
ジェットスター・ジャパン A321neoLR型機 / photo: Jetstar Japan
【A321LR 運航スケジュール】
・2022年7月1日～10月29日まで※
GK503 成田 07:10 - 福岡 09:15
GK502 福岡 10:05 - 成田 11:55
GK111 成田 12:55 - 新千歳 14:40
GK110 新千歳 15:30 - 成田 17:05
GK119 成田 18:00 - 新千歳 19:55
GK120 新千歳 20:45 - 成田 22:20
※7月12日のGK119/120、7月26日の全便はA320運航
※都合によりほかの機材へ変更の場合あり